ルーマニア・・・皆さんは何を想像しますか?ドラキュラ?チャウシェスク?コマネチ?・・・どこにあるの?
ルーマニアはヨーロッパの東に位置する国で、花であふれる春、暑い夏と黒海、紅葉の秋、氷点下の銀世界、四季に富んだ美しい国です。
中欧で唯一、ラテン民族の血筋を引くルーマニア人。ルーマニア人は総じて明るく小さな事は気にしない、お世話やきで包容力のある素敵な人々です。
中世と現代がミックスされた国、ルーマニア。人々は昔ながらの生活様式を継承しながら、リアルな現代を生きているのです。
ルーマニアの多くの地方は、中世を色濃くのこす街並みが今も続き、祝日には民族衣装をまとった人々が行きかいます。まるでおとぎ話の世界。今日のミルクのために牛を飼っている家庭もたくさんあるのです。
一方、首都ブカレストはまさに成長途中の現代都市。一年中インフラ工事が町のあちこちで大胆に行われ、その埃の中をルーマニア国産車のダチアとベンツ・BMWなどの高級車が走ります。高級ホテル、高級ブランドショップも建ち並び、パリやミラノさながらに見えなくもありません。
二〇〇七年の欧州連合加盟の少し前までのルーマニアは共産国時代の負の遺産を多く引きずり、人々は貧しい生活の中でも前向きに希望を持ち続け次世代へと光を紡いできました。
今もまだまだ発展途上。日本の私たちからすれば不便なところだらけ。でも彼らは持ち前の明るさと絆で、彼らのペースで前進しているのです。
町の中心地を少し離れれば、今も荷馬車がわらを運び、ふかふかのわらの上で荷馬車を引くおじさんの手には携帯電話。なんともミスマッチ。でもこれが今のルーマニア。
きっとあなたも魅了されるはず・・・。もっとルーマニアを知ってみませんか?
<ルーマニア基本情報>
【国旗】 左から青、黄色、赤の三色旗 (青は黒海、黄は穀物の実り、赤は独立で流された血を表すといわれます)
【正式国名】 ルーマニア Romania (ロムニア) 【国歌】 Deseapta Romane! (ルーマニア人よ目覚めよ!)
【面積】 約23万7500km2 (日本の本州とほぼ同じ) 【人口】 2143万人 (2010年)
【首都】 ブカレスト Bucuresti 【元首】 トライアン・バセスク大統領 【政体】 共和制
【民族構成】 ルーマニア人が約89%、ハンガリー人7%、その他ドイツ人、ロマなど
【宗教】 ルーマニア正教87%、プロテスタント6%、ローマ・カトリック5%
【言語】 公用語はルーマニア語(ロマンス語派)。 トランシルバニア地方の一部ではマジャル語(ハンガリー語)、ドイツ語を話す人もいる。外国語では英語、イタリア語、フランス語が比較的通じる。数ヶ国語を操る人も多い。
■通貨編
■旅行で役立つ情報編
■ルーマニアの主要地方をご紹介
■主要観光スポットをご紹介■
【ブカレスト】
故チャウシェスクのダンスパーティー会場でもあった「ルーマニア国立歴史博物館」
ルーマニアが誇る作曲家の関する博物館「ジョルジェ・エネスク国立博物館」
日本の墨絵まで展示されている「ルーマニアコレクション美術館」
ミシン台を使ったテーブルなど、ユニークな店内を楽しめるカフェ「アトリエ・メカニック」
コメディ劇場隣のカフェ「ラ・コメディ」 【NEW !!】
【マラムレシュ地方】
【トランシルヴァニア地方】
■ブラショフ
■シナイア
■シギショアラ
■シビウ
■テミショアラ
今もなお現役の中世の商家が並ぶ、テミショアラ「統一広場」のご紹介
■オラデア
■クルージ・ナポカ
質の高い膨大な歴史資料などが多数。「トランシルヴァニア歴史博物館」のご紹介
地方ごとの文化がわかる「トランシルヴァニア民俗博物館」のご紹介
■クルージ・ナポカ周辺
【ドブロジャ地方】
■トゥルチャ
ドナウデルタの伝統的な生活を知ることのできる「民俗博物館」のご紹介
■スリナ
■コンスタンツァ
古代ローマの高い技術力に驚き!「ローマのモザイク博物館」のご紹介
■黒海沿岸
泥治療目当てで集まる人々も多数!「エフォリエ・ノルド」のご紹介
【モルドヴァ、ブコヴィナ地方】
■モルフォヴァ
ルーマニア北東の豊かな土地「モルドヴァ、ブコヴィナ地方」のご紹介
■スチャヴァ
ロウ人形でリアルに再現。スチャヴァの歴史博物館は一見の価値アリ!
うれしい日本語解説書もアリ。農村の歴史を学べるスチャヴァ民俗博物館。
■五つの修道院
【世界遺産】くっきりと残るフレスコ画が魅力のスチェヴィツァ修道院
【世界遺産】戦闘シーンが外壁に描かれた珍しい修道院 「モルフォヴィツァ修道院」
【世界遺産】唯一壁画を描いた画家の名も残る「フモール修道院」
世界遺産には登録されて無いながらも、美しい姿が特徴的な「プトナ修道院」
■ヤシ